根岸吉太郎

(ねぎし・きちたろう)
1950年8月24日生まれ、東京都出身。早稲田大学第一文学部演劇学科修了後、日活に入社。1978年『オリオンの殺意より、情事の方程式』で初監督を務める。81年『遠雷』でブルーリボン賞監督賞、芸術祭選奨新人賞を受賞する。2009年の映画『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~』は、モントリオール世界映画祭最優秀監督賞に輝くなど、国内外で高い評価を得た。ほか主な監督作品に『狂った果実』『探偵物語』『ひとひらの雪』『ウホッホ探検隊』『永遠の1/2』『絆-きずな-』『透光の樹』『雪に願うこと』『サイドカーに犬』など。最新映画は新進女優と詩人・中原中也、文芸評論家の小林秀雄、実在の男女3人の関係を軸に描いた『ゆきてかへらぬ』。

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