今日ではけして珍しくないハーフタレントの草分け的存在の加藤ローサさん。2004年に結婚情報誌『ゼクシィ』の2代目ゼクシィガールに選出されブレイク。「理想の花嫁」(と言っても、当時はまだ18歳の高校3年生)として一躍注目され、その後は多くのドラマや映画にも引っ張りだことなった。そんな彼女も今はアラフォー世代の2児の母。そんな加藤さんにとっての人生のCHANGEは?【第3回/全4回】
モデルを経て俳優の仕事もこなすようになった加藤ローサさん。かつて、とあるインタビューで自身は「芸能人ではない」と語っていた。
「その自覚が無いのかな~。でも、プロフェッショナルとしての意識に欠けるということは無いです。現場ではお芝居だと常にMAX100%でこの役を演じ切ろうって思うし、モデルの仕事では“この洋服はどうしたら素敵に見えるだろう”ということはいつも考えていますし。ただ、“芸能人って何?”というのはずっと思っているんです。皆さんが思うところの芸能人ってどんな感じですか?」
と逆質問で返してくれた。それに対して「派手なイメージ……ですかね」と答えると
「私生活を着飾るってすごく苦手なんですよ。目立たないように生きています。何故かというと電車に乗りたいから(笑)。仕事の時は着飾るときもあるんですけど、普段はきらびやかなモノを身に着けることはあんまりないかな。普段着はジャージだったりとか(笑)」