俳優を軸に様々なステージで活動を続けるのん。「表現者」としての多岐における活躍ぶりが認められ、先日「第16回伊丹十三賞」を史上最年少で受賞して話題を集めた。のんさんにとってのCHANGEとは?――。【第2回/全3回】

のん 撮影/北浦敦子 スタイリスト/町野泉美 ヘアメイク/菅野史絵

 映画『私にふさわしいホテル』は、しがらみのある文学界を舞台に不遇な新人作家・中島加代子(のん)と大御所作家・東十条宗典(滝藤賢一)の権威ある文学賞を巡って繰り広げられる攻防をコミカルに描いた作品だ。のんさんのお気に入りのシーンは……。

「映画の最初の方で、山の上ホテルの東十条先生の部屋にメイドのコスプレで乗り込んでいくシーンです。そこで先生の仕事を邪魔しようと、先生のパソコンにシャンパンを掛けるところ。あそこは演じていてすごく面白かったですし、テンションも上がりました」