乃木坂46を卒業してから3年。堀未央奈は俳優・タレントとして、多方面でアイコン的存在になりつつある。2025年1月31日公開の映画『遺書、公開。』では“クラス内の序列1位”姫山椿役で存在感を見せる。自身のキャリアとも重なる椿をどう演じたのか? 堀未央奈のTHE CHANGEとは。【第4回/全4回】
2021年3月に乃木坂46を卒業すると、俳優業に進むとともに、培ってきたセルフプロデュース力をますます発揮していく。モデル活動や美容で見せるセンスはトレンドの一翼を担い、YouTubeチャンネルやバラエティ番組での活動も耳目を集めてきた。
──いま、マルチに活動しているモチベーションは、自身で何だと思いますか?
「やっぱり、期待に応えることがやり甲斐だからですね。今作の椿も、もともと明るい性格の子だと思うのですが、1位に選んでもらったことが嬉しくて、みんなにより明るく接していけたと思っていて。私もお仕事によって、見せ方は変えています。
そもそも、自分の全人格を分かってもらうことって不可能です。自分を曲げるわけではないんですが“これを見てくれる人は、私に何を求めているか”を考えて行動しています」