旦那とはこれぐらいの距離感が一番いい

「いやいや(笑)。ヤベケのお客さんは私を人妻として見ていない気がします。結婚前も結婚後も、変わらず皆さん飲みに来てくれていますし。結婚したらファンが離れるとも言われたけど、全然そんなこともないんです。もともと私をそういう目では見ていなかったんだと思います。
 旦那もたまにヤベケに飲みに来て、お客さんと仲良くしゃべっていますからね」

矢部美穂

ーーそうなんですね。旦那さんの山林堂信彦さんはジョッキーという仕事柄、二週間会わないこともあるそうですね。

「今もそんな生活ですよ。レース期間中は帰ってこられないので。でも、これぐらいの距離感が一番いいです。旦那も同じことを言っていました」

ーー毎日顔を突き合せていると、お互いにいろいろと不満も溜まっていきますもんね。

「だと思うんです。うちみたいにたまにしか会えないぐらいのほうが、一緒にいる時間をお互い大事にできると思うんです。毎晩一緒にいたら、マンネリにもなっちゃうでしょ(笑)」

ーー確かに! とはいえ、独り寝の夜がたまに寂しいなんてことはないですか?

「あんまりないかも」

ーー以前、矢部さんは“一人エッチ”をすることで女性は綺麗になると言っていました。

「そんなこと言ったっけ〜? まあ、でも、やっぱりそういう性的な欲望があることは大事ですよね。女性ホルモンの分泌も良くなると言いますし」

ーー思い切って聞きますが、最近、一人エッチはしていますか?

「いやあ〜。もうね、若い頃に比べたら、私もだいぶ性欲が落ちましたよ。40代になったら上がると聞いてたけど、私は落ち着きましたね。ごめんなさい、期待外れで」

ーーいえいえ。真面目に答えてくれるところが、さすが矢部さんです。

(つづく)

矢部美穂(やべ・みほ)
1977年6月7日、北海道生まれ。雑誌のコンテストをきっかけに芸能界デビュー。グラビアやバラエティ番組など様々なジャンルで活躍し人気を博す。競馬好きの一面もあり19年には馬主にもなった。10年にはバー『YABEKE』をオープンするなどタレント活動以外も行っている。23年にはYouTube『矢部美穂チャンネル』を開設。