1998年にアイドルグル―プ「チェキッ娘」でデビューした熊切あさ美。ユニット解散後「どんな仕事でもやる!」という必死な姿勢から「崖っぷちアイドル」と言われバラエティー番組でブレイク。以降、映画、舞台、バラエティ番組など多方面で活躍中だ。そんな彼女が近況を話してくれました!昔からのファンの方もビックリ&ドキドキの、さまざまな新しいチャレンジをしているそうです!【第2回/全2回】

熊切あさ美 撮影/小島愛子

ーーDVD卒業は、きっかけがあったんですか?

「DVDの撮影はいつも、とても楽しんでいました。スタッフさんたちは優しいし、“きれい!”“かわいい!”と言ってくれると、すごく嬉しいし。でも、カメラに向かって“好きだよ”とか、そういうセリフを言うのが、すごく恥ずかしくなってきてしまったんです……(笑)」

ーーみんな「熊切さんに、こんなセリフを言ってほしい」というのがあるでしょうからね。

「若い頃なら、すごくノリノリでできたと思いますが、“アラフォーで、このシチュエーション!?”と余計なことを考えてしまうことがありまして(笑)」

ーー我に返ってしまう瞬間があったんですね。

「一番そう感じたのは、私の体めがけて水鉄砲で水をかけられながら撮影したときです。ずっと“私はいったい何をやっているんだろう”と……」