2001年、大学時代に知り合った岸学とお笑いコンビ「どきどきキャンプ」を結成し、デビュー。現在は、芸人活動の一方で、放送作家、トイレ・掃除専門家など幅広く活躍する佐藤満春のTHE CHANGEとはーー。【第1回/全2回】

佐藤満春 撮影/角田忠良

 ここ(双葉社)のトイレ、TOTOの最高傑作として世に出たネオレストシリーズの一番いいモデルじゃないですか! 会社のトイレは社員の方に対しての福利厚生のようなものだから、これほどいいものにするというのは、社員に向けての投資を感じる。とてもいい会社ですね。

 トイレは常に注目しています。もともとおなかが弱い子供で、トイレが落ち着く空間だったんです。あるとき、たまたまウォシュレット開発のドキュメンタリー番組を見て、感動しまして、自分が好きなトイレについて勉強を始めました。

 トイレについて初めてテレビで話したのは2011年8月25日放送『アメトーーク!』 (テレビ朝日系)の「トイレの神様芸人」回。

 小学校でトイレに行くとからかわれるといった悪しき習慣をなくしたいという使命感で、06年頃からトイレについてのトークライブをやり始めました。仕事にしようとはまったく思っていなかったんですが、『アメトーーク!』以降、テレビはトイレ・掃除専門家としてのオファーばかりになりました。明石家さんまさんが司会の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)にも「先生」と呼ばれる専門家として出るんですが、先日初めて『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演すると(明石家)さんまさんに「おまえ芸人やったんか!」と驚かれたくらいです。

 シンプルに「できることをやっていこう」というスタンスで、続けていき、トイレ専門家・掃除評論家という肩書きがつき、名誉トイレ診断士の資格もいただきました。