バラエティ番組、ライブ、YouTubeと、さまざまなシーンで大活躍のパンサーが、国民的人気アニメの映画『それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!』の声優に! 向井慧・尾形貴弘・菅良太郎のTHE CHANGEとはいったい──!?【第2回/全3回】

パンサー 撮影/有坂政晴

 2008年の結成以来、ライブやバラエティ番組で大活躍のパンサーは、個性豊かな3人のキャラクターと、テンポのよいコントで安定した人気を誇っている。アンパンマンが、おなかをすかせた人に顔をちぎってあげるように、極上の笑いをわたしたちに届けてくれているが、17年の活動期間にはさまざまな出来事があったのではないだろうか……。

——パンサーとして、もっとも大きなTHE CHANGEはいつだったと感じていますか?

向井「3人で(トリオを)組んだことに尽きますね」

「うん、そうだね。年齢がぼくを真ん中に、尾形さんが5つ上で、向井が4つ下。上と下が9つも離れているから、普通だったら一緒にやるなんて考えもしないけど、思い切って組んだことがすべての始まりだったと思う」

パンサー菅良太郎 撮影/有坂政晴

尾形「3人とも、それまで組んでいたコンビやトリオを解散したばかりで、この先どうしようかと途方に暮れていたタイミングで。菅はとにかくおもしろかった!」

向井「菅さんがハイアンドローというコンビで書いていたネタが強烈におもしろくて。ぼく自身はネタを作れないので、とにかくおもしろいネタを書ける人を探していて、菅さんしかいない! と声をかけたら、尾形さんと同じタイミングだったんですよね」