「言葉を選ばずに言えば、馬鹿らしいなと」

「うーん…“難しい人だな”って思います(笑)。どの年の遺書を読み返しても、“この1年、楽しかったー!”と、手放しで喜んでいる年がないんです。

 何かしらに、ずっと悩んでいたり、考え込んでいたり。何ごとにも意味や意義を見出そうとしてしまうんですよね。もっと何も考えずに、楽に生きられたらいいのにな、と思うこともあります。

 でも、今は“まあ、そんな自分も愛していきましょう”と、思えるようになりました」

──今年の10月は、書籍の出版、事務所の立ち上げと、濃い1年が記されることになりそうですね。

「本当にそうですね。1年前の私は、今こうして取材を受けていること自体、到底、考えられませんでした。

 きっとまだ働けずに、ベッドの中にいるんだろうな、と思っていたので。まさか会社を立ち上げ、こうした活動をしているなんて予想外でしたね。

 でも、この経験があるからこそ、自分の限界を自分で決めることが、言葉を選ばずに言えば、馬鹿らしいなと思ったんです」

 さまざまな経験を経て、自分の限界を自分で決めないという境地に至ったという渡邊さん。

 そんな彼女が最近、やりたいことは何か? そして、人々に伝えたいこととは?

渡邊渚(わたなべ・なぎさ)
1997年4月13日生まれ。新潟県出身。2020年、フジテレビにアナウンサーとして入社。2024年3月末に退社し、以降はフリーランスとしてエッセイ執筆やモデル業、バレーボール関連のMCやメンタルヘルスにまつわる講演など、さまざまな分野で活躍している。フォトエッセイ『透明を満たす』(講談社)、写真集『水平線』(集英社)が発売中。【起業家1年生渡邊渚とREALな社長 - モデルプレス×REAL VALUE】YouTube「REAL VALUE」公式アカウントで配信中!