2019年に俳優としてのキャリアをスタートさせた眞栄田郷敦。ストイックな姿勢と、クールなビジュアルを武器に、いまや様々な話題作に出演し、俳優として経験を重ねている彼に、ターニングポイントとなった作品について教えてもらった。【第1回/全3回】

スタッフから声を掛けられたことで俳優の仕事を始めた眞栄⽥郷敦。全く知らない世
界に⾜を踏み⼊れたからこそ、最初の頃はどう振舞っていいかもわからなかったと⾔う。そんな時に、先輩である⼆階堂ふみと出会い、⼤きな衝撃を受けた。
「ドラマ『プロミス・シンデレラ』で⼆階堂さんと共演したときに、脚本を深堀りして、理解度を深めたりする姿を間近で⾒て、そのこだわりの強さに衝撃を受けたんです。現場で監督やスタッフさんとのかかわり⽅もより密でしたし、あらためて俳優としての作品のかかわり⽅を学んだんです。その後、縁があって、写真集の写真を撮影していただいたんですが、あまりにもリスペクトをしすぎていて、あまり話せなくて…(苦笑)。きっと今後も気軽には話しかけられない気がします(笑)」