舞台『新 画狂人北斎-2025-』の出演を控える雛形あきこさん。グラビア時代の思い、『めちゃイケ』で得たもの、そして俳優としてのキャリアで忘れることにできない作品との出合いなど語っていただいた。夫である俳優の天野浩成さんとの二人の歩みがここにきて変わってきたという「CHANGE」も赤裸々に。【第4回/全4回】
2013年、俳優の天野浩成さんと結婚。お二人にとって、昨年、仕事への姿勢が「CHANGE」する出来事があったという。
「同業者なので、最初の頃は互いの作品を見ることはなかったんですが、去年二人で会社を始めてからはお互いの作品を見て、アドバイスし合うようになりました。パートナーになったときよりも、二人で仕事をしていくという姿勢になってからのほうが関係性の変化を感じます。
夫婦になったときにも、もちろん支えてもらっていたんですけれども、二人で会社をやっていくとなったときに、お仕事への向き合い方みたいなものが、二人で作っていかなきゃいけない、みたいな感じになって。それからどんどん変わったかなと思っています。
お互いに“あの作品すごく良かった”、“あのシーン、もっとこういう形にもできたんじゃない?”みたいなことを話したり、一番厳しく言い合える関係になったかなと思います。今回の舞台も絶対に観てくれると思うので、いろんな部分を指摘してくれるんじゃないかな、と。厳しく言い合える関係はいいな、と思ってます」