「何かあるだろう!? 何を着て大学に行ってたんだと、詰め寄られ……」中村自身のエピソードが役にも反映
しかし当時、“主人公が落ちこぼれの大学生の作品では、視聴率を取ることが難しい”というのが定説だった。
「“だからこそやりたいんだ!”って、岡田プロデューサーが熱く語り、それぞれが学生時代の経験を出し合おうということになったんですよ。“雅俊も何か出せ”って言われて、“おれには特にないです”なんて言ったら“何かあるだろう!? 何を着て大学に行ってたんだ”と、詰め寄られ“米軍のカーキ色のシャツを着て、下駄(げた)を履いて行っていました”と答えたら、そのまんま使われました(笑)」
『俺たちの旅』で中村が演じたカースケこと、津村浩介はジーパンに下駄、カーキのシャツが定番。他にも、港町で生まれ、幼いころに父親を亡くしていることや、高校時代にバスケットボールをやっていたこと、大学生のときにアルバイトを20個くらいやっていたことなど、中村自身のエピソードが、役に反映されたという。