「人生でまともに読んだのは3冊ぐらいなんです」そのタイトルは…
「僕が高校に入学したとき、いろんな中学から来た新しい人と出会い、初対面の同級生とコミュニケーションを取る際、いわゆるエロ本を活用していたんですよ。高校に入って一発目の遠足でリュックにエロ本を入れて行って、休憩時間にエロ本を出したところ、みんなが集まってきて、それで新しい友達とひとつになれたんです(笑)。
それ以来、エロとか官能的なところで、お仕事もある程度かかわってきて。いつの間にか変態的なキャラクターも出来上がってきて、それはそれでやらせてもらっているんです。だから、今回のドラマのタイトルを見た時点で、やらせてもらおうとは思っていました」
今回は官能小説という「活字文化」と大きくかかわる物語だが、これまでの人生で活字とかかわってきたことはほとんどなかったという。
「自分でも異常といえるほど本は読んでこなかったんです。グラビアがメインのエロ本の中に、活字のページでミニミニ官能小説みたいなのがあるじゃないですか。アレをチラッと見たぐらいで、人生でまともに読んだのは3冊ぐらいなんです」
──その3冊は、どんな本だったのでしょう?
「1冊は西加奈子さんが書かれた『さくら』(小学館)です。読んだのは西さんが賞とかで注目されるちょい前で、本を読む人に憧れて単純にジャケ買いしたんですよね。それと先輩が書いたエッセーと、もう1冊も知り合いが書いた本やったと思います。だから、まともな本、小説といったら、その西さんが書かれたやつぐらいですね」
読書経験がほとんどない徳井さんが演じる編集長、そのギャップにも注目したい。次回はW主演を務める桃月なしこさんについても語ってもらった。
つづく
徳井義実(とくい・よしみ)
1975年4月16日、京都府生まれ。A型。NSC大阪校を経て、幼なじみの福田充徳とお笑いコンビ・・チュートリアルを結成し、1998年にデビュー。2006年にはM-1グランプリで優勝した。俳優として大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK)、『ケイ×ヤク‐あぶない相棒‐』(日本テレビ系)などのドラマや、『天国はまだ遠く』(2008)、『莫逆家族‐バクギャクファミーリア‐』(2012)などの映画に出演。近年は自身で撮影と編集を行うYouTubeチャンネル『徳井video』も人気で、そこから派生したオリジナルブランド『Mystify』で、キャンプ用品などの商品開発・販売も行っている。
■作品情報
ドラマ『令和に官能小説作ってます』
テレビ大阪・毎週水曜深夜24時~、テレビ愛知・毎週土曜深夜2時15分~放映中
DMM TVにて独占見放題配信
TVerにて見逃し配信
Ⓒ「令和に官能小説作ってます」製作委員会
https://www.tv-osaka.co.jp/reiwani_kannou/