「子どものころからずっと、片想いをしているような感覚がありますね」
岡山自身にも、片想いしているものや、ことはあるのだろうか?
「なんか、子どものころからずっと、片想いをしているような感覚がありますね。何に? えー、何になんだろう? わかんないな……」
自分自身の心の奥をのぞき込むように宙を見つめ、額に手をやる。
「いろいろな意味で……いや、そうだけど違うな、なんかすごく抽象的で、自分でもよくわからないんですけど、確実にあります。片想いをしているときのような感覚みたいなものが、ずっと」
彼が常に抱えているというその感覚が、俳優・岡山天音の大きな魅力のひとつのように思えるが、本人はその片想いと、どう付き合っているのだろうか。
「どうかな……ないほうがいいと思いますけどね、切ないから(笑)。でも、確かに、持ち味というか、個性にはなるかもしれないですよね。自分ではよくわからないけど」