「僕自身も正直でいられますし、正直でいることが一番の近道というか。役とともに、自分自身もまっすぐ居れたら」
さらに印象深かったのが、「変わらないところ、変わったところ」を問われた場面だ。福原遥について「この4年でとても頼もしくなり、その成長に感動しています」と称賛した山下は、その流れで自身についても言及した。
「この現場では僕自身も正直でいられますし、正直でいることが一番の近道というか。役とともに、自分自身もまっすぐ居れたら」
役を演じるというより、役とともに歩いてきた4年。その時間が、山下智久という表現者の輪郭を少しずつ変えてきたのかもしれない。
他方で、撮影の裏側に話が及ぶとうらやましいエピソードも飛び出した。
今回の映画版はアメリカロケが敢行されており、山下自身も「なぜ永瀬がアメリカにいるのかというところから物語が始まります」と説明。そのうえで、「ロケ地がLAだったんですけど、ドジャース戦に行きました」と明かしたのだ。
ロサンゼルス・ドジャースといえば、大谷翔平選手の所属チーム。福原と長谷川からは「いいな~」という羨望の声があがり、長谷川からは「遊びに行っているぞ!」と鋭いツッコミも入り、会場の笑いを誘った。
仲睦まじい様子のキャスト陣だが、実際にチームワークを感じたエピソードを聞かれると、山下は「落ち着きますよね。良い意味で緊張せず、そのままでいられるというか。役柄もそうですが飾らなくていいので、仕事しているのかどうかわからない気持ちになってしまうくらい、あたたかいメンバーだったなと思います」と深い信頼感を語った。
最後には、「この4年間、作品とともに歩んでこられたことに感謝しています」と締めくくった山下。『正直不動産』の映画化は、人気シリーズの到達点であると同時に、30周年を迎えた彼がいま何を信じ、何を大切にしたいのかを映す“転機の作品”でもあるのだろう。
■作品情報
映画『正直不動産』(5月15日公開)
出演:山下智久
福原遥
市原隼人 泉里香 長谷川忍 見上愛 松本若菜
西垣匠 伊藤あさひ 財津優太郎 馬場徹 松田悟志
山﨑努 吹石一惠 岩﨑大昇(KEY TO LIT) やべきょうすけ 福士誠治 吉澤健 市毛良枝
ディーン・フジオカ 大地真央 / 倉科カナ 高橋克典 草刈正雄
原作:大谷アキラ(漫画)夏原武(原案)水野光博(脚本)『正直不動産』(小学館「ビッグコミック」連載中)
監督:川村泰祐
脚本:根本ノンジ 音楽:佐橋俊彦
制作プロダクション:NHKエンタープライズ テレパック
製作幹事 / 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
©大谷アキラ・夏原武・水野光博/小学館
©2026 映画『正直不動産』製作委員会