『ドラえもん』ほかアニメ作品で声優歴も、朗読との違いは?
「まさか7年越しで繋がるなんて思ってもみなかったので、『風間塵ってどんな感覚だったっけなぁ……』と自分の中を探る作業がありました。『蜜蜂と遠雷』のときに読んでいた原作小説を引っ張り出してみたんですけど、ページが外れそうなほどボロボロで、あちこちマーカーでチェックしてあったり、必死で役作りをしていた痕跡があって、当時のぼく自身にも再会した感じでした」
朗読と演技、表現方法の違いについてはどう感じたのだろう?
「地の文はできるだけ淡々と読むように、カギ括弧の中は登場人物として……というふうに読んだのですが、どうしても風間塵として読んじゃうというか、栄伝さん(映画では松岡茉優が演じたピアニスト)が行動していると、読者目線というより、風間塵目線になっちゃって。それが良かったのかどうかはわかりませんが、映画を経験したぼくだからこそのニュアンスが出ているといいな、と思います」
朗読こそ初めてだが、声優としては22年公開の『夏へのトンネル、さよならの出口』と25年公開の『ChaO』で主演し、25年の『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』ではゲスト声優として謎多き美術商・パルの声を担当している。そんな鈴鹿が感じる声優と朗読の違いとはなんなのだろう。
「声優と朗読の違いは……まず、立っているか座っているか(笑)。立ってしゃべるアニメは、セリフ以外の表現が難しかったです。たとえば、走っているシーンだったら走ってる息づかいをやるとか、身体が何かに当たったときの声にならない声とか」
一方、座って読む朗読は、聴く人の頭の中に情景が浮かぶような語り口を心がけたという。
「読みながら、あの当時のことをたくさん思い出しました。デビューしたばっかりの、10代最後のぼくだったからできた風間塵だったのかな、とか」
『蜜蜂と遠雷』から7年。数々の経験を経て、再び巡り会った鈴鹿央士がどんな風間塵を、『蜜蜂と遠雷』の世界観を表現しているのか、ぜひ朗読に耳を傾けてほしい。
(つづく)
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■作品情報
『祝祭と予感』
再生時間:3時間7分
著者:恩田陸
配信日:2026/4/30
制作:Audible Studios/幻冬舎
URL:https://www.audible.co.jp/pd/B0FTT3Q3M5