3月に朗読劇への出演を予定している宮地真緒さん。2002年にNHK朝ドラ『まんてん』のヒロイン役に抜擢され、一躍、全国区の人気女優になった。いまでは濡れ場もいとわない女優として大活躍中の彼女だが、朝ドラ時代には思わず泣き出したこともあったそう。今回は、朝ドラの話から初濡れ場まで宮地真緒の「CHANGE」について聞いてみた。【第1回/全2回】

宮地真緒

 

「今年で40歳になったので、もう24年前になります」

 そう語る宮地さんは、高校1年生でデビュー。2年後にはNHK朝の連続テレビ小説『まんてん』のヒロインに抜擢され、人生の大きなターニングポイントになったという。

ーー朝ドラのヒロインを演じたことで生活も大きく変わりましたか。

「やっぱり顔を覚えられるので、一人で、のんびりとラーメンも食べに行けなくなりました(笑)。変わったといえば、お芝居に対する考え方も変わりました。約10か月間、役になりきっていたので、クランクアップしたその日、〝私は、これから、どうやって生きていけばいいんだ?〟という気持ちになったんです。
 同時に、こんなふうに自分ではない誰かになりきれる女優という仕事に、すごく、やりがいを感じました。これからも、女優をやっていきたいと思ったんです」

ーーまさに人生の転機になったんですね。

濡れ場を演じたきっかけとは

ーー衝撃的だったのが、デビュー10年目に出演された映画『失恋殺人』。この作品で、宮地さんはバストトップも披露する大胆な濡れ場に挑戦しました。脱いでもいいと思ったきっかけは、なんだったんですか。

「実は、ずっと世間とのギャップを感じていたんです。朝ドラのヒロインを演じると、どうしても清楚で真面目なイメージがあるようで……」

ーー確かに“国民的女優”と呼ばれるようになります。

「だけど、本当の私は、そんなことない。悪い役を演じるほうが楽しいと思っていたんです。だから、どうにかして、今の清純派なイメージを払拭したい。そんな時期に『失恋殺人』のお話をいただいたんです。
 もちろん、意味もなく脱ぐのはイヤですけど、物語上、濡れ場も必要とあれば、脱ぎ惜しみせずにやろうと思いました」

ーー実際、大胆な脱ぎっぷりでした。しかも、3シーンほど濡れ場があったと思います。

「濡れ場は一日で、まとめて撮りました」

ーー濡れ場のシーンは、台本に、どこまで具体的に書いてあるんですか。

「台本には直接的な表現は書いていないんです。現場で監督や相手役の方と、決めるんですよね。『失恋殺人』の場合、私の役は最後に旦那さんを殺すので、どういうふうに絡めば、この女性は旦那を殺したいと思えるのか、ディスカッションするんです」

ーーでは、宮地さんの意見も入っているんですね。

「はい。『失恋殺人』のときも、監督さんから“最初は騎乗位から入るのがいいんじゃないか”と言われたんです。
 でも、私は私で“騎乗位だと女性が支配しているように見えませんか? この役には合っていない気がします”みたいな感じだったと思います。喘ぎ声の出し方なども相談して考えながら演じています」

ーー現場で話し合って、体位なども決めているんですね。