「孤独と愛をかねそなえて生きたい」と話す理由
どんな人に対しても“そういう性質を持って生まれてきた”という言葉で終わらせることは絶対にしたくないです。孤独と愛をかねそなえて生きたいです。
光があれば影がどうしてもある。光だけがいいと結論づけるんじゃなくて、影の部分を想像して、その人を見て、対話して生きてみるということでしょうか。そうすると自分の立ち振る舞いとか、人に対する接し方が変わると思うんです。
もしかしたら人を傷つけてしまう時代になってしまったかもしれないんですけど、多くの方が生きてきた背景、物語と言うんですかね。それをイメージできるようになると、何か1ミリでも世界は変わるのかもしれないな、という思いはあります」
そんな川嶋さんが思う、人生最大の危機だと感じた瞬間とは?
「自分自身にふりかかってきた失敗や苦しみよりも、 自分のまわりにいる大切な人を失ってしまったときにとてつもない絶望感がありました」