ーーそうだったんですね。いつも明るくてポジティブなイメージがありました。

「ポジティブになれたのは、叱られたからなんです。ダンスの先生に“泣いているヒマがあったら、練習をしなさい!”って。その言葉のおかげで、私は変われた気がします。出来ないことを悩むんじゃなくて、今できることを、一生懸命に頑張ろうって」

ーーその結果、センターに立てたんですね。さらに、その後、バラエティ番組に引っ張りだこでした。

「アイドルを卒業したあと、事務所の方針で、とにかくテレビに出ていこうということになったんですね。そしたら、どんどんバラエティ番組に呼ばれるようになって……」

ーー芹那さんをテレビで見ない日はなかったです。

「私自身は忙しすぎて、テレビを見ているヒマもなかったから、全然、実感がなかったです。当時の記憶もあいまいで、どんなトークをしていたのかも、よく覚えていないんですよね」

ーーそんな状態だったんですね。初めて知って、驚きました。

「いえいえ」

下着は“白”ばかり

ーーこの流れで、こんなことを聞くのもアレなんですが……ユーチューブの動画で、もう一つ、気になるコメントがありまして。

「え~、なんだろう。ドキドキします」

ーー芹那さんは“下着が派手そう”と言われていました。

「アハハ。そんな偏見を持たれていたんですね。でも、実際は真逆です」

ーーということは? 地味なんですか?

「地味というか、下着は“白”ばかりです。白とかピンクが好きなんです」

ーーおおっ。男も、そういう清純な下着が好きです。

「ですよね! だって、もし、何かのシチュエーションで、男の人の前で脱がなきゃいけないときがあったら……」

ーーあったら!?

「たまたま、その日、黒とか赤の下着をはいていたら、後悔しますよ。“私、いつもは白なのに~”って(笑)。だから、そういうことがないように、ふだんから白の下着をはいていますよ」

ーー下着の色まで教えてもらえるとは、思いませんでした。今日は芹那さんのいろんな一面を見られて、本当に楽しかったです。

「良かったです~」

ーーでは最後に、今後の抱負を教えてください。

「そうですねー。私もアラフォーになったので、もっと体にこだわりたいです。トレーニングもちゃんとやって、いつでもベストなスタイルをキープ。いつまでも自分のことを好きでいたいです。グラビアも続けられるように、ちゃんと体を作っておきます」

芹那(せりな)
1985年5月19日生まれ、北海道出身。A型。T161。2009年、『SDN48』のメンバーとして活動開始、以降12年まで活動を続けた。明るいキャラクターで、バラエティ番組を席捲。現在は、写真集『Serina.』(ワニブックス)、ユーチューブチャンネル『芹那だよぉ』など、幅広いジャンルで活躍中。