活動15周年を迎えたグラビア界のレジェンド、鈴木ふみ奈。2018年には世界でも歴史のあるミス・コンテスト「ミス・ワールド」日本代表を決める「ミス・ワールド・ジャパン2018」のファイナリストに選ばれ、審査員特別賞を受賞。じつは日本大学芸術学部音楽学科サックス専攻卒業という経歴の持ち主。近年は女優業にも力を入れており、『シティーハンター』(Netflix)などの話題作に出演している。仕事の裏話からプライベート、さらに魅惑の美BODYの秘密までそのTHE CHANGEに迫るーー。【第1回/全2回】

鈴木ふみ奈

――全編タイで撮影され、大自然の絶景の中での大胆なショットが満載の写真集『FLY HIGH』(玄光社)が9月5日に発売されました。ご自身で、たくさんアイデアを出されたとか?

「そうなんです! 巨大な鏡で体を隠して着ていないふうに撮ったり、私が2人いるように鏡に映して不思議な見せ方にしたり。それに、“新しい肌見せ”を意識しました」

――新しい肌見せ!?

「Vラインのギリギリまでボトムを下げるんです。海外のファッション誌やSNSで、そういう写真を見つけて、セクシーだなと思って。事前に“これ、どう思いますか?”と、知り合いの男性にも女性にも聞いて回りました」

――リサーチしたんですか。研究熱心!

「ちゃんと幅広い年齢層に聞いたんですよ。印象的だったのは、クラビというリゾート地での船での撮影です。バンコクからさらに飛行機に乗って行く、移動手段はほぼ船という所で、動く船上でオフショットを撮っていたんです。そこで“背景が、とてもステキ!”と、みんなで盛り上がって、そのまま本番も撮ってしまう流れになりました。動いている船での撮影は初めてだったので、すごく楽しかったですね」

――とてもいい雰囲気で撮影していたのが伝わります。デビュー15周年にふさわしいですね。デビュー当時のことは覚えていますか?

「もちろん。大学生のとき、スカウトされました。グラビアのDVDは“10代ブランド”があるから、急いで撮りましょう! と言われて、駆け込みでバリへ撮影に行ったんです」