愛くるしい子役として、そしてかれんな氷上の天使として、わたしたちの前に現れ、常に視線をクギ付けにしてきた本田望結の最新作は、フィギュアスケートと同様に氷上の競技をテーマにした映画『カーリングの神様』。輝き続ける、本田望結のTHE CHANGEとは──。【第4回/全4回】

本田望結 撮影/有坂政晴

 3歳から芸能活動とフィギュアスケートを始め、20歳にしてどちらもキャリア17年の本田望結。彼女の活躍には、常に支えてくれた家族、特に母親の存在が欠かせなかったという。

「私のすべて……もちろん自分では記憶がない小さなころから全部知っていて、分かってくれているのが母です。気になる男の子がいる、とか何でも言っちゃうので“それはお友だちに言うことで、お母さんには秘密にしなきゃ”と注意されます(笑)。
 だけど、だからこそ、自分では気づけないことまで見抜いてアドバイスしてくれるので、その言葉で進むべき道が見えることも多いんです」