コメディからシリアスまで演じられるようになりたい

ーーメインの仮面ライダーの姉役で、ご自身もライダーになりましたね。

「最初は変身する役じゃないと言われていましたが、半年以上たってから“変身するよ”と言われて。スーツアクターさんの動きに合わせてアフレコをする共同のお芝居とか、グリーンバックを使ったCG撮影とか、他では体験できないことを、たくさんやらせていただきました。楽しかったですねー!」

ーーずっとニコニコと話してくれますが、ふだんから怒ったりしないんですか?

「全然、怒らないです。人間なので少しイラッとはします(笑)」

ーー最近、イラッとしたのは、どんなことですか?

「遅刻したくないので、いつも電車移動していますが、先日、家族に車で送ってもらったことがありまして。道に迷ってしまって同じ所をグルグルしていたので、“もういい!”って、降りて走りました。5分遅刻しちゃいました」

ーーそれはイラッとしますね。的確なご判断です。ところで今後、やりたいことなどはありますか?

「いろいろなお仕事をしたいです。女優としては、仲里依紗さんのように、コメディからシリアスまで演じられるようになりたいです。あと、2月に2冊同時に写真集が出ます」

ーーどんな内容ですか?

「1冊は台湾で、もう1冊は長崎の五島列島で撮影しました。カメラマンさんや他のスタッフさんも全然違って、雰囲気がガラッと変わっていると思います」

ーーお気に入りカットは?

「台湾は、チャイナ服を着て、“ザ・台湾”という街並みで有名な観光地の九份でのカットが印象的でした。長崎もいろいろな衣装を着ましたが、丘で撮影した夕日をバックにしたカットがキレイでした。どちらも大人っぽい表情があったり、元気いっぱいのカットがあったり、今までのグラビアとは違う姿が見られると思います。あと台湾では、初めて滝に打たれたんですよ。底が見えず深さが分からない濁った川に入っていって、魚が足をちょんちょんとしていて、内心バクバクでした」

ーー今日は、かわいらしい笑顔がたっぷり見られましたが、そんな表情の志田さんも楽しみです!

志田音々(しだ・ねね)
1998年7月15日、埼玉県草加市生まれ。AB型。167センチ、B84W57H84。2013年に、ミス・ティーン・ジャパン2014で準グランプリを受賞し、デビュー。以後、テレビ、舞台、雑誌グラビアなどで幅広く活躍。グラビアでは「グラジャパ!アワード2019」最優秀新人賞、「同2022」で最優秀作品賞を受賞。SNSのフォロワーは、23万人を超える。