それくらい覚悟のある“おとこ気”のある人が良いな
――すごい行動力ですね。
「そうなんですよ。そんなこと、相当好きじゃないとできないじゃないですか。パパはどんなに疲れていても、すっごく仕事するんです。私たち家族を食べさせなきゃいけないって使命がありますから。村重の家庭って特別、裕福じゃないけど、困ったっていう記憶もなくて。それは、パパが仕事を3つも掛け持ちして、私たちを育ててくれたからだと思うんです」
――すごいですね。
「その話を聞いたとき、村重、キュンとしちゃって。それくらい覚悟のある“おとこ気”のある人が良いな〜って。“男気”じゃなくて、“漢”って書く“漢気”です! 背中でモノを語るみたいな人が理想です。
ただ、パパは、私と喧嘩すると、落ち込んで1週間寝込んじゃうっていう弱さもあります(笑)」
――村重さんが強すぎるんですか?
「(笑)。ママにお尻に敷かれて、娘にも敷かれていますね。でも、それが生きがいみたいなんです。だから、私と仲が良いときはすごくテンション高いんです」
――分かりやすいですね(笑)。
「第2のカノジョみたいになっていますから(笑)。LINEの返事をしなかったら“お〜い、返事はどこですか〜”って送ってくるくらい。パパにこんなに愛されているから、それ以上に、村重を愛してくれる人に出会いたいなって思っちゃいます」
――素敵な出会いがあるといいですね。では、最後に今年の抱負は?
「“維持、安定、意欲、感心、態度5000万点!”です」
――え?
「お仕事は現状を“維持”して“安定”させたいです。“意欲、感心、態度”は、誰よりも持っていたいし、テレビが大好きなのでずっとテレビに出ていられるように、100点どころか常に5000万点でいれればなって」
――昨年末、放映されたトーク番組『おかべろ』では、ブレイク後の収入が倍の倍の倍になったって話していましたが、今年は?
「(ラップ調で)倍の倍のバ、バ、バ、バ……倍(笑)を目指して頑張りま〜す」
村重杏奈(むらしげ・あんな)
1999年7月29日、山口県生まれ。2011年、13歳でHKT48のオーディションに合格し1期生としてデビュー。2014年〜15年、NMB48と兼任。2021年、HKT48を卒業。以降。『呼び出し先生タナカ』『オールナイトフジコ』(ともにフジテレビ系)などのバラエティを中心に活躍中。