座右の銘は『おいハンサム‼』での源太郎のセリフ
「おととしぐらいから始めました。友達の影響で “私もちょっとやってみようかな……”という軽い感じで始めたんです。でも、やっぱり上手くなりたい……とはずっと思っていて、レッスンを受けたり打ちっ放しにも行っているんですが、スコアはいま120ぐらいです。アマチュアの平均は99ぐらいだと聞いているので、まだまだですよね。やっぱり練習より実際にコースに出るのが好きなんですけど、コースに出るとなったら朝早いんですよね。それがちょっと大変なんです(苦笑)。とはいえ、まだ10回ぐらいしか行ったことがないんですけど」
そんな武田さんの座右の銘は「やり残してこその人生」だとか。
「それは出演させていただいた『おいハンサム‼』での源太郎のセリフです(笑)」
『おいハンサム‼』は融通の利かない昭和気質の伊藤源太郎(吉田鋼太郎)とその妻・千鶴(MEGUMI)、そして3人の娘たちが織りなすファミリーコメディで、ドラマからスタートし昨年は映画化された。ここで武田さんは三女・美香を演じていた。
「例えば、プライベートで旅行に行っても以前は“せっかく来たんだから全部やりたい、やり尽くしたい”と思っていました。でも、“やり残してこその人生”という源太郎のセリフを聞いてから意識が変わってきたんです。やり残したことがあったら、“また来ればいいや……”ぐらいの気持ちになったといいますか、“せかせかせずにリラックスして楽しみたい”と思うようになってきたんです。これからの人生も、その時に無理してやり切らなくても良いんじゃないか、ずっと“やりたいこと”があるというのも、それはそれで良いことなんじゃないかと思ったんです」
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“やり残してこその人生”とは“やりたいことがずっとある人生”だという。そこで、最近やりたいことについて聞いてみるとーー。
「茶道をやってみたいですね。『日日是好日』という小説を読んだことがきっかけで、お茶に興味を抱くようになって、いつかやりたいと思うようになったんです」