俳優業に対してプロ意識が芽生え、『仮面ライダー』出演を目指すように
ひとしきり砂時計を振ったあと、あらためて記者に向き合う鈴木さんが自身のCHANGEを意識したのは、中学2年生ごろのことだったという。とある映画監督から「もう子役じゃないんだから」と一喝されたことが刺激となり、俳優業に対してプロ意識が芽生えたのだ。
ーー鈴木さんの変化は、周囲にも伝わりましたか?
「マネージャーさんたちはすごく感じていたと思うし、自分自身がいちばん“変わったな”と思っていました。その後、『仮面ライダー』出演を目指すんですが、結果的にそれが叶ったというのが、自分の変化がもたらした結果なのかなと今は思っています」
鈴木さんは大の『仮面ライダー』ファンであることで知られ、07年放送の『仮面ライダー電王』(テレビ朝日系)からずっと見続けているほど。念願が叶い、22年放送の『仮面ライダーギーツ』(同)に準レギュラー・仮面ライダージーンとしての出演が決定した際には、公式に「仮面ライダーシリーズにレギュラーで出演するというのは、ひとつの目標でもあったので、それがかなってめちゃくちゃうれしい気持ちです」とコメントしている。仕事への取り組み方が変化したことで、夢が叶ったと言っても過言ではないという。
