幼少期、すでに俳優業につながる片鱗が見え隠れしていた
──かなり大胆な遊びですね。
「みんな優しく教えてくれるんです。私も荷物を運ぶのを手伝うと、おうちにもあげてもらって、お煎餅をもらったりして。そうしたら、今度は本当に帰り道がわからなくなったり(笑)。遊びでやっていたことですが、お芝居につながっていたのかも」
──その後、14歳でスカウトされて芸能界入りしますが、例えば俳優業に興味はあったのでしょうか。
「スカウトされたとき家族から勧められても、私は全く興味がなくて、“やりたくない”って泣いて訴えました(笑)。実を言うと、スカウトされたときも友達と一緒にいて、、彼女がスカウトされたのかなと思って“よかったね!”って言ってしまったほど。」
──いまでも関係が続いていらっしゃるんですね。
「いまでも毎週のように話す仲で、私の仕事をすごく応援してくれています。それが原動力になっています」
──以前にもインタビューで「俳優とは別の夢があって、いまは言えません」と仰っていました。あまり芸能界へのこだわりもないのでしょうか。
「夢は芸能の仕事とは全く関係のないものなので、今後も言わないでおこうと思っています。特定の職業に就きたいとか、人生をかけてかなえたいというようなものとは、ちょっと違っていました」