25歳になって何かを始めるハードルがちょっと下がった

 『藍に響け』と『サブスク彼女』、映画とドラマ、転機となった作品をそれぞれ挙げてくれた紺野さん。0歳からの芸能キャリアを持つ彼女も25歳になり、20代後半がスタートした。

「20代前半と比べて大きく変わったところはないと思います。ただ、色んな所に行ってみようとか、外に出て何かしてみようとか、そういう気持ちは増えたかもしれませんね」

──それまではインドア派だった?

「外に全く出ないわけではないですけど、“ここに行ってみよう”と積極的な感じで行くことはなかったんです。それが、やろうと思ったら始められるようになったと言うんでしょうか。それこそピラティスを始めたのも25歳になってからでしたし、何かを始めるハードルがちょっと下がった気がします。そういう気持ちはきっかけとか何か理由があってとかではないと思うんですけど」

──これまではやってみようかなと思ったけど、そこで留まって一歩を踏み出せなかった。

「そうです。やってみようかなって思っているだけで、結局やったことがないことばかりだったんですよね(苦笑)」

──ひとつやったことによって達成感が生まれ、それが次はこれをやってみようっていう生産的というか、そういう気持ちになってきたんですね。

「そうですね。去年はスペインに行ったんですが、じゃあ次はイタリアに行ってみようって気持ちになったんですよ。以前だったら、“行ってみたいな~”ぐらいのふんわりした感じだったと思うんですけど、場所も具体的に“ここの街!”とかって現実的に考えられるようになってきて。そう考えられるようになったのは、やっぱり去年のスペイン旅行で問題なく無事に帰って来れたというのもあったからだと思うんですけど。この前も思い立ってパッと箱根に行ってきました」

 そんな彼女のアクティビティな様子は現在アップされているWEB「non‐no」での連載企画『こん酒場』からも伝わってくる。

「普段はどちらかといったらビール派なんですが、先日このお仕事で栃木にある『ココ・ファーム・ワイナリー』というワインの醸造場に行って白ワインを飲ませてもらったんです。一人で一本飲めちゃうくらい美味しかったですよ(笑)」

 年齢と共に人として一歩ずつ成長を遂げている紺野さん。周囲からは「最近変わってきたね」と言われることはあまりないそうだが、「自分的に変わったとは思っています」と笑いながら語ってくれる紺野さんのこれからの更なるCHANGEに注目だ。

紺野彩夏(こんの・あやか)
1999年6月24日、千葉県生まれ。A型。T164㎝。集英社「Seventeen」の専属モデルを経て、現在は「non-no」で専属モデルを務める。俳優としては、「仮面ライダージオウ」でオーラ役を演じ、連続ドラマ初出演を果たした。他のドラマ出演は『サブスク彼女』、『好きなオトコと別れたい』、『キスでふさいで、バレないで。』などがあり、映画出演作に『ミスミソウ』、『藍に響け』、『文豪ストレイドッグスBEAST』などがある。昨年12月には1st写真集「透(ひかり)」を発売した。

【作品情報】
ドラマ特区「復讐カレシ~溺愛社長の顔にはウラがある~」

出演:紺野彩夏 鈴木仁 砂田将宏(BALLISTIK BOYZ) 太田駿静(OCTPATH) 和内璃乃 坂井仁香(超ときめき♡宣伝部) 近藤頌利 冨手麻妙 遊井亮子
原作 :『復讐カレシ~溺愛社長の顔にはウラがある~』 真田ちか・森田りょう(出版社:CLLENN)
監督:菊川誠、北坊信一
放送情報
2025年2月27日(木)初回放送スタート
MBS     : 2月27日(木) より毎週木曜24:59~
テレビ神奈川 :  2月27日(木) より毎週木曜23:30~
チバテレビ :   2月28日(金) より毎週金曜23:00~
テレビ埼玉  :  3月 5日(水) より毎週水曜24:00~
とちぎテレビ  : 3月 6日(木) より毎週木曜22:30~
群馬テレビ  :  3月 6日(木) より毎週木曜23:30~
公式HP: https://www.mbs.jp/fukushu-kareshi/
(c) 真田ちか/森田りょう/ジーオーティー
(c)「復讐カレシ~溺愛社長の顔にはウラがある~」製作委員会・MBS