ミステリードラマ『MADDER その事件、ワタシが犯人です』に出演するflumpool・山村隆太さん。物語は、五百城茉央(乃木坂46)さんが演じる天才高校生が、殺人事件の 犯人と思われる黒川悠と出会うことで動き出す。その黒川を演じるのが山村さん。俳優として新たな挑戦となる今作に入るまでの準備や、人物像をどう掘り下げたのかをじっくりと語ってくれた。【第2回/全3回】

この春スタートするドラマ『MADDER その事件、ワタシが犯人です』に出演するflumpool・山村隆太さん。今回演じる役は“殺人事件の容疑者”黒川悠。人物へのアプローチは丁寧に深く行ったという。
「社会の中、時代の中で捨ててきた大切なものを探してるようでもあり、どこか諦めてるようでもあり、自分の中では、それが何だろうなというのを探りながら役に近づく作業をしていましたし、今もしています。
黒川という人物は、何を考えてるのかわからないし、どうしてそんなに人との距離感の取り方が苦手なのか……不器用なところがあるのは間違いないんですけど、でもそれは、人生の過去に起きたたくさんの出来事からそうなってしまったんだと思うんですよね。そういった不器用な人との距離感、みたいなものは大事に演じられればと思ってます」