ドラマ特区『年下童貞くんに翻弄されてます』で年下から“翻弄される”性に奔放な女性を演じる森香澄さん。「令和のあざと女王」ともいわれるバラエティでおなじみの「あざとい」キャラクターがドラマにどう生かされているのか? さらに、キャリアの転機となったテレビ東京のアナウンサーから俳優への転身、その決断の背景や思いなどを語っていただきました。子どもの頃の思いなど現在の「森香澄」を形作ったものとは?【第3回/全4回】

森香澄 撮影/有坂政晴 スタイリスト/コバヤシリョウコ ヘアメイク/住本彩

 4月24日スタートのドラマ『年下童貞くんに翻弄されてます』で、恋愛経験0の童貞くんに翻弄される女子を演じる森香澄さんだが、バラエティでの「あざとい」とは違う難しさも感じているという。

「今回演じる花恋は、どこかで“あざとい”というキャラクターを演じているような部分があるんなじゃないか、と思ったんです。だけど、ドラマの中の役としての“あざとい”と、バラエティの森香澄の“あざとい”は違う物なので、そこは難しさも感じました。
 バラエティで芸人さんの前で“あざとい”をやると、かわいいって言っていただく流れになることが多いんですけど、今回のドラマでは、そうならない相手に対してずっと“あざとい”をやるので(笑)。今回のお芝居がバラエティにも活かされるかなと思ったり(笑)。あざといの幅は広がりましたね」