2024年末、『日向坂46』から惜しまれつつも卒業した加藤史帆さん。現在は、モデルや女優としても大活躍中。そんな彼女に、お話を聞いてみました!【第2回/全2回】

加藤史帆 撮影/河村正和

ーー現在(TBS系で)放映中のドラマ『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる 2nd Stage』で、演じる「彩香」はどんな女性だと感じましたか?

「1stでは彩香ちゃんはとにかく猪突猛進なんですけど、その一方で感情が表に出づらいロボットみたいなところがあって、そこは私との共通点かなって」

ーー1stでは彩香の思いが弘子先輩に届いたところで終わり、今回はその後の関係が描かれています。演じるうえで新鮮でしたか?

「今回は彩香ちゃんは前回と比べて、人としても成長している部分があったので、その部分のお芝居も含めて不安があって……現場では、ずっとソワソワしていました(笑)。それと、1stでは弘子のことを“弘子先輩”って呼んでいたんですけど、今回は“弘子さん”なんですよね」

ーー2人の距離が縮まったんですね。

「そうなんですよ。だから、呼び方も“弘子さん”じゃないといけないんですけど、撮影中に何度か“弘子先輩”って呼んじゃったことがありましたね(笑)。2ndでは彩香ちゃんと弘子さんは同棲しているという設定なので、「行ってらっしゃい」という言葉をかけたり、同じベッドに寝るというのも、とても新鮮でした」

ーー弘子のことを、加藤さんは、どんな女性だと捉えましたか。

「とにかくカッコいいんだけど、ちょっと不器用なところがあって。そのギャップが、とても魅力的だなって思います」