いつの時代も二枚目で格好いいウエンツ瑛士。子どものころから芸能界で活動し、俳優・音楽・バラエティと、どのジャンルでも活躍してきたマルチタレントでもある。近年は演劇留学を経て俳優としての存在感を増し、かと思えばYouTubeでは気さくに情報を発信。そんなウエンツ瑛士の人生を導いてきたTHE CHANGEとは。【第3回/全3回】

ウエンツ瑛士 撮影/有坂政晴 ヘアメイク/松永香織 スタイリスト/上野真紀

 ウエンツの気さくな人柄はバラエティ番組やラジオでも生きる。今年は3年ぶりにYouTubeチャンネルでの動画投稿も再開し、親しい芸能人とのコラボや、日ごろの活動の裏側も発信。そんな風に、変化を恐れない彼のマインドを聞いた。

──舞台、バラエティ、YouTubeと多様なジャンルで活躍されていますが、新しいことに踏み出すとき、「これまでの自身のイメージが崩れる不安」を抱いたりすることはないのでしょうか?

「僕は自分自身をそんな大スターとも思っていないので、むしろ崩れるもんなら崩してほしいと思っています(笑)。年齢やキャリアを重ねれば自然と印象も変わりますし、期待されることも変わってきます。
 自分でパブリックイメージをコントロールしようと思っても、それ(自分に抱くイメージ)がまず僕自身の思い込みですよね。そもそも、そんなに僕にばかり注目していないだろうし、みなさんが僕に持ってくれるイメージも変わり続けるのが自然ですよね」