若手俳優との関係「待ち時間にいろいろな話しもして、自然と一体感が…」
映画の中では、若い下士官たちと、文字通り同じ釜のメシを食い、汗を流す姿が頼もしいが、彼ら若手俳優との関係は?
「平塚漁港の脇に甲板のオープンセットを作っての撮影だったので、毎日みんなで甲板に上がり、カットがかかれば降りる。待ち時間にいろいろな話しもして、自然と一体感が生まれました。セットの甲板に立てば海風を感じられるし、目の前には本物の海がある。非常に恵まれた撮影環境だったと思います」

印象に残っている撮影は、土砂降りの雨をシャワー代わりにするシーンだという。
「ずっと海の上にいるとお風呂なんて入れないから、みんな大喜びで裸になって体を洗うんですけど、スタッフが散水してくれた水が思いのほか冷たくて、一瞬ウッとなりました(笑)。でも、すごく気持ちがよかったですね」
上半身裸になって雨に打たれるそのシーンでは、鍛え上げられた玉木の肉体美に思わず、目がくぎづけになる。
「体を動かすのが好きで、5年くらい前からはブラジリアン柔術にハマっています。なので、あのシーンのために体をつくる必要がなかったのはラッキーでした」
そんな玉木には最近、新たな楽しみが増えたという。それは何か。
玉木宏(たまき・ひろし)
1980年1月14日生まれ、愛知県出身。1998年にドラマ『せつない』(テレビ朝日系)で俳優デビュー。2001年の映画『ウォーターボーイズ』で注目を集め、06年、ドラマ『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)の千秋真一役で大ブレイク。数多くの映画、ドラマで活躍している。主な出演作は、NHK連続テレビ小説『あさが来た』、ドラマ『鹿男あをによし』(フジテレビ系)、『桜の塔』(テレビ朝日系)、『極主夫道』(日本テレビ系)、映画『空母いぶき』(2019)、『キングダム』(2022~2024)、『沈黙の艦隊』(2023)、『ゴールデンカムイ』(2024)など
作品情報)
映画『雪風 YUKIKAZE』
8月15日(金)全国公開
出演:竹野内豊 玉木宏 奥平大兼 當真あみ
藤本隆宏 三浦誠己 山内圭哉 川口貴弘 中林大樹 田中美央
田中麗奈 益岡徹 石丸幹二 中井貴一
主題歌:「手紙」Uru(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)
公式サイト:https://www.yukikaze-movie.jp/
