つがる市は本当に素晴らしい場所
ーーそもそも、中村さんは京都出身ですもんね。
「もともと関西弁がしみついているから、余計に大変でした。ただ、私の役どころが東京から移住したばかりの女性だったので、コテコテの津軽弁を話せなくても許されるというか(笑)」
ーーちなみに、青森といえばリンゴのイメージですが、今回の舞台はメロン農家なんですね。
「いえいえ、メロンにも、すごく力を入れていらっしゃいますよ! 今回、私は夏と冬に分けて撮影したんですけど、夏はメロン畑がとても美しかったです。一方、冬は冬で、まさに銀世界。感動しました」
ーー撮影を通して、津軽にどっぷり浸かることができたんですね。
「はい。本当に素晴らしい場所です。この映画を通して、少しでも多くの人につがる市の魅力が伝われば、と思っています」
ーー青森のオススメスポットはありますか?
「たくさんあるんですけど、一番印象に残っているのは、オフの日に訪れた『ねぶたの家 ワ・ラッセ』です。青森市にあるんですが、ここは、ねぶた祭りのミュージアム。歴代のねぶたが展示されていて、とても迫力があるんです。さらに、ねぶたのときの太鼓や笛などの楽器を演奏できるんです!」
ーーそれは楽しそうですね。
「青森に行ったら、ぜひ立ち寄ってください。あと、やっぱり食べ物がおいしいです。リンゴやメロンはもちろん、海鮮丼がおいしかったです。バイキングスタイルで食べられる海鮮市場があって、ここでチケットを購入すれば、白丼にいろんな海の幸を、どんどんのっけていけるんです」
ーー最高のシステムですね。
「サーモンやら甘エビやら、自分の好きな海鮮を、たっぷり入れました」
ーー映画の公開も待ち遠しい限りですが、青森へ行きたくなりました。
「ウフフ。私も大好きな街になりました!」
青森が大好きになったという中村さん。プライベートでは36歳を迎えて恋愛観が変わったというーー。
(つづく)
中村静香(なかむら・しずか)
1988年9月9日生まれ、京都府出身。主な出演作に『緊急取調室』シリーズ、『法医学教室の事件ファイル』シリーズ、『ごめんね青春!』、大河ドラマ『光る君へ』、などのドラマがある。また、舞台の出演やバラエティ番組の出演など幅広く活動をしている。
【作品情報】
舞台『ゼブラ』
作:田村孝裕
演出:川本成(時速246億)
出演:中村静香、木﨑ゆりあ、佐藤日向、ゆにばーす はら、⾕内伸也、横田龍儀、岸本勇太、竹井亮介、辻本耕志、福田ユミ、佐當友莉亜、なだぎ武
会場:東京・シアターサンモール
(東京都新宿区新宿1-19-10サンモールクレストB1)
8月20日(水)19:00
8月21日(木)19:00
8月22日(金)19:00
8月23日(土)13:00/18:00
8月24日(日)12:00/16:00
公式サイト: https://zebra-stage.com/