グラビアアイドルとして大ブレイク後も、バラエティや俳優業で大活躍中の中村静香さんが登場! 8月20日より公演の舞台『ゼブラ』の話から恋バナまで、たっぷり聞いてみました!【第1回/全2回】

中村静香 撮影/小島愛子

ーーいよいよ、舞台『ゼブラ』が上演されます。昭和ノスタルジーがギュッと詰まった傑作会話劇とあって、我らオヤジ世代も興味津々です!

「ありがとうございます。『ゼブラ』は過去にも何度も上演されている有名な舞台です。ただ、私は今回が初出演。すでに、緊張しています(笑)」

ーーご存じの人も多いと思うんですが、ネタバレにならない程度で、どのような話か、教えてください。

「はい(笑)。実家を出て、離れ離れに暮らしている4姉妹のお話なんです。ある日、4姉妹のもとに、“母の容体が悪い”という知らせが届き、4姉妹が久しぶりに集合することから物語が始まります」

ーーその実家というのが、昭和の香りが残る一軒家なんですよね。

「きっと、皆さんが想像する古き良き日本の民家だと思います」

ーー観客も、我が家に帰ってきたような懐かしい気持ちになれそうです。

「とはいえ、和気あいあいとした雰囲気でもないんです。4姉妹はそれぞれが、いろいろな悩みを抱えているんです」

ーー何か事件のニオイがしますね。中村さんは、どんな役なんですか

「私は4姉妹の長女役なんですが、旦那さんに思うところがあって……」

ーー気になりますね~。

「アハハ。あまり詳しく話せないんですが、他の姉妹たちも、婚約者や夫、幼なじみといった男性たちと何かと、こじれているんです。そもそも4姉妹の間にも、ギクシャクとした空気が流れていて……」

ーーそのような状況で、4姉妹が死期の近い母親のもとに集まる。いったい、どうなるんでしょうか!?

「そこは観てのお楽しみです! ただ、一つ言えるのは、この物語では大きな事件や事故は起こりません。明確なハッピーエンドもありません。どこの家庭でも起こりうる話です。何かがひっかかったまま、いまだに雪解けしていないような」