「ヤマちゃん、ベースとギターが盗まれた」

ーー変わってた?

山口「あの頃思い出すと。そうだそうだ。電話がかかってきたな。パチンコやってた木内から電話かかってきたな。なんつってたかな、

“ヤマちゃん、ベースとギターが盗まれた”って言ったんですよね。

 車上荒らしじゃねえか、盗まれてんじゃねえかギター」

木内「その次の日から、ギターとベースが、チェンジ」

山口「盗まれてんじゃねえか。必死で探したんです」

木内「新宿アシベかなんかのライブから、ギターとベースがチェンジ」

山口「めちゃくちゃ探したんです」

木内「その時にやっぱり、俺やっぱ、悪いことしたなと思って。それ以来、立場もチェンジしました。弱くなった」

山口「いやいや嘘つけよ、びっくりすること言うな。1秒も弱くなってねえだろ」

ーーいい話だなー。

山口「ぜんぜんよくない。あのギター、本当にどこいったのよ。ほんとにもう。見つからずですよ。でもその後、気のせいかもしれないけど、木内の車のタイヤが良くなってたんですよね。タイヤもチェンジ。ホントにあの時は勉強し直して、警視庁に採用されないかと。再就職で勉強し直そうかなって」

ーー近藤さんは、THE CHANGEについて、いかがですか。

近藤「やっぱり、バンドを組んでライブハウスでライブやった時ですよね。バンド組んでなかったら、今でもやっぱりバンドに憧れている立場でいたんだろうな。バンドやっている側でずっといられる、っていうのは幸せですね」