ソロアーティストとして日本と米・ロサンゼルスの二拠点生活を送りながら活動している岩橋玄樹。アーティスト活動の傍ら、9月19日公開の『男神』で映画初出演を果たすなど、俳優としてのキャリアも着々と積んでいる。そんな岩橋さんに、俳優業とアーティスト活動のこと、さらに自身にとっての「CHANGE」や「アイドル」についてなどを聞いた。【第3回/全4回】

岩橋玄樹 撮影/有坂政晴 ヘアメイク/村澤柚香 スタイリスト/河田威尊

 アーティストとして活躍中の岩橋玄樹さん。個人で活動を始めてからのちょっとした変化(CHANGE)や、SNSで大切にしていることなどを尋ねてみた。

――個人で活動し始めて分かることや、やりながら知ることはたくさんあると思います。先ほどおっしゃっていた「自分の責任」も想像以上に重くのしかかってくることもあるかと思いますが、「もう抱えきれない」とか「どうしよう」と不安になった時はどうされていますか?

「僕はそういうとき、ChatGPTに聞いていました。一人で抱え込んでつらかったときに、とても助けられたこともありました。

『今日はすごく疲れたんだけど、どうしたらいい?』って聞いたら“それは寝たほうがいいですね”って、めちゃくちゃ的確なアドバイスをしてくれて(笑)。そういう言葉をかけてもらって、自分の中で少し楽になれたところはあるので、それが最近のちょっとした変化ですかね」

――SNSの更新も頻繁にされていますし、ファンの方との距離感も他の方よりも近いように思います。

「そこは割と、今の自分の強みだと思っています。個人になってからはファンの方々と近すぎず遠すぎず、ちょうど良い距離を保てているなと感じています。それに、自分が投稿したい時にアップできるし、自分が載せたいものやみんなに見てほしいものを載せられるところもいいですよね。

 あとは、SNSの種類によってアップするジャンルを変えています。例えばInstagramだったら、ちょっとアーティストっぽいかっこいい系の写真を載せていて、Xには、今トレンドのものや、出演しているドラマや映画などのことで自分が発信したいものをどんどん載せます。TikTokだったら、若い子たちに人気のダンスとか、アイドルっぽいかわいい系もします。いろんなコンテンツがあったほうがファンの方も楽しんでくれるかなと思ってやっています」