「大学のとき、思い立って“スターになろう”と」
大活躍の現在からは想像できない大きな変化を、野球に例えて分かりやすく話すこのさりげなさは、中島さんの芝居にも通じるものがある。
大学在学中に始めたモデル業を離れ、俳優の道を志したきっかけについて聞くと、
「大学のとき、思い立って“スターになろう”って決めたんです」と微笑んだ中島さん。
「“そのために何か足がかりになるようなことを”って思ったのが、モデルの仕事だったんですよね。とくにファッションに思い入れがあったとかいうことではなく、本当に“スターになる”きっかけの一つとしか考えずに始めました。
ただそこで、カメラマンさんや編集の方、スタイリストさんなどのプロの皆さん、自分のスタイルを創作に生かして仕事をしている大人たちというものに出会えたんですよね。そういう方たちに出会えたのは、モデルをやっていた中でいちばん良かったことだと思います」
なるほど、ひとつひとつの体験から、自分にとって必要なエッセンスを吸収していく力が、今の中島さんの魅力につながっているということが分かってきた。