Rockon Social Clubだからこそできること。新たに旅をともにするメンバーへの思い

 大切な仲間への熱い思いは、まだまだあふれてくる。

「(寺岡)呼人さんは、僕らをとりまとめるプロデューサーとして全幅の信頼を寄せているし、人間的にも素晴らしいんですよ。呼人さんがいるから、てんでバラバラな(笑)僕らがひとつになれる。ドラムス担当の(青山)英樹は、卓越したミュージシャンで、素晴らしい才能の持ち主です。僕はベース担当で、英樹とリズム隊を組んでいますが、最強だなって思わせてくれますね。僕はといえば、パフォーマーに専念して、さまざまな顔を見せるほうが得意かな。グループって、誰かひとりじゃなく集合体としての良さが魅力だと思うし、その集合体みんなが光り輝いているのがロックオン最大の魅力だと思うので、それを大事にしたいんです」

※Rockon Social Clubのインスタグラム @rockonsocialclubより

 トップクラスのアーティストが真剣に創造する中で、意見がまとまりきらないことも。そんなときは、持ち前のバランス感覚が役立つという。

「リハーサル中にグッと煮詰まることも確かにありますが、そういうときでも僕は基本的にみんなで楽しく乗り越えていきたいと思うんです。それは音楽に限らず、俳優をやっていても同じこと。共演の皆さんや監督、スタッフたちと一緒に、仲良くやる。そうすることで、結果的にその現場全体がポジティブになって、いい空気が生まれるんです。いい空気って、何かをつくり上げるうえで、すごく大事なんですよ。いい空気の中からいい作品が生まれてくるというのは、自分が40年以上こうして表現活動をしてきて、すごく思うことなんです」