大切な家族に新たな一員「かわいい姿は見ているだけでうれしい」

 そんな綱さんのご家族。最近には、「新しい家族」が増えたと顔をほころばせる。

 「実は、今年の頭にティーカップ・プードルの赤ちゃんをお迎えしたんです。『ヒメ』って名前にしたのですが、この子がめっちゃかわいくって。元々飼っていた『クララ』は僕にも“グゥー”なんてうなる、ちょっと気難しい子なので、最初はケンカしていた2匹だったんですが、だんだん仲良くなってきたんです。そんなかわいい姿は見ているだけでうれしいし、癒やされます」

 頭がパンクしそうと感じたとき。綱さんが最近身につけた“リセット方法”があるという。

「“サウナで整う瞬間”ってあるんですけど。フワーッと力が抜けて疲れも取れていく感じ。あれを頭がパンクしそうになるときにやるんですよ(笑)」

──それは“サウナの外で”ということですか?

「そうです、脳内サウナっていうのかな。昨日の稽古中にもしました(笑)。サウナで整った錯覚に入ってファーっと力を抜くと、頭がほぐれていくんです。これ、つい最近発見したワザなんですけどけっこう良いですよ」

 1時間という短い取材の中でも、実直な人柄と仲間や家族想いな一面が伝わってきた綱さん。今後の活躍から目が離せない。

つな・けいと
1998年12月24日生まれ、千葉県出身。第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで、史上初の敗者復活戦からのグランプリ受賞を果たし、注目を集める。2018年にドラマ『文学処女』(TBS系)で俳優デビューし、翌年には特撮ドラマ『騎士竜戦隊リュウソウジャー』でメルト/リュウソウブルー役を務める。以降、ドラマ『君の花になる』(TBS系)や『366日』(フジテレビ系)、映画『女神降臨』(2025)、『ネムルバカ』(2025)、『#真相をお話しします』など、数多くの作品に出演。2025年12月5日は映画『WIND BREAKER / ウィンドブレイカー』、2026年には『教場Reunion/Requiem』の公開も控えている。

【作品情報】
ワタナベエンターテインメントDiverse Theater第2弾 舞台『Too Young』
2025年11月13日(木)~24日(月・祝)@紀伊國屋ホール
【脚本】古川健(劇団チョコレートケーキ)
【演出】日澤雄介(劇団チョコレートケーキ)
【出演】宮﨑秋人、綱啓永、伊礼姫奈、岡島遼太郎、大石愛陽、玉置孝匡、朝海ひかる
【提携】紀伊國屋書店