プロ野球の監督を務めた父とプロゴルファーの妹を持つ俳優の工藤阿須加さん。自身もかつてはテニスに情熱を注ぎ、アスリート環境で育ってきた。2012年に俳優としてデビューし、最新映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』や放映中のドラマ『良いこと悪いこと』(日本テレビ系)にも出演中だが、近年は農業家としての活動を積極的に行っている。そんな工藤さん自身の、これまでの人生におけるいくつものCHANGEとなる出来事を聞いてみた。【第2回/全3回】

工藤阿須加 撮影/冨田望 ヘアメイク/中嶋竜司(HAPP'S.) スタイリスト/伊藤省吾 (sitor)

 2012年にドラマ『理想の息子』(日本テレビ系)で俳優デビュー。以降、コンスタンスに作品に出演するようになり、着実に俳優としてのキャリアを積み上げているが、世間から「親の七光り」と言われてしまうことも…。だが、工藤さん自身はそう言われても構わないと思う節がある。

「親の七光りで生きていけるほど、この世界は甘くはないと思っています。自分を信じてやり続けて、いずれは自分の力で生きていきたいと思っています」

──親を選べない、とも言いますね。

「そうですね。もし『七光り』を利用するにしても、利用の仕方を間違えれば痛い目に遭いますし。ただ、“注目されやすい”というアドバンテージはあると思うんです。僕のことを知ってもらう頻度でいうと、父が有名人ということで、そのスタートラインは一般の人よりリードしている部分があると思うんです。父は芸能人ではないですが、注目されるという点においてはアスリートも同じだと思いますので」