自分が本当に好きなことを心に、迷いながらでも流れに任せて「北極星がひとつあれば、いつか目的地に辿り着ける」

「私はすごくラッキーなことに、自分が好きなことをやらせてもらってきたと思うんです。そのなかで……“人としてこういうことだけはしたくない、そういう生き方だけはしたくない”ということだけは、心に持ちながらやってきた気はしています。
 言い換えれば、“実は本当に自分が好きなものだけを見続けていたらここに流れてきたんだな”って思うんです。

 小学生、中学生のころから映画が好きだった自分からすれば、ラッキーでしかないんですよね。“女優になりたい”と望んで、無理やりこじ開けたわけじゃないけれど、自然とここまで流されて来ているんです。けれど、流されてくるときに、意思はあったなと思うんです。
 楽な道もあったかもしれないけど、こういうことをする生き方はイヤだなというのを持っていれば、そちらへは進まないじゃないですか。だから、自分が本当に好きなこと、自分がステキだなと思うことを心に持ちつつ、迷いながらでも流れに任せていればいいのでは、と思います。
 大まかな目標だけ決めて、北極星みたいなものが一つあればいいと思うんです。私、方向音痴(おんち)なんですけど、そういう指針というか、北極星がひとつあれば、いつか目的地に辿り着けるんじゃないのかな。そんな気がしています」

鈴木京香(すずき・きょうか)
1968年5月31日生まれ。宮城県出身。東北学院大学在学中の1989年に映画『愛と平成の色男』で俳優デビュー。1991年のNHK連続テレビ小説『君の名は』でヒロイン・氏家真知子を演じ注目を集める。以降、映画『39 刑法第三十九条』(1999)、『ラヂオの時間』(1997)、『血と骨』(2004)などに出演。ドラマでは『セカンドバージン』(NHK)、『夜行観覧車』(TBS系)、『グランメゾン東京』(TBS系)など幅広い役を演じてきた。第69回毎日映画コンクールでは田中絹代賞を受賞。確かな演技力と存在感で、長年にわたり日本の映像界を代表する女優として活躍している。

◼︎作品情報
映画『栄光のバックホーム』
2025年11月28日(金)公開
キャスト:松谷鷹也 鈴木京香
高橋克典 前田拳太郎 伊原六花 山崎紘菜 草川拓弥
製作総指揮:見城 徹 依田 巽
原作 : 「奇跡のバックホーム」横田慎太郎(幻冬舎文庫)
      「栄光のバックホーム」中井由梨子(幻冬舎文庫)
脚本:中井由梨子
企画/監督/プロデュース:秋山 純
主題歌:「栄光の架橋」ゆず(SENHA)
配給:ギャガ
制作:ジュン・秋山クリエイティブ
公式サイト:https://gaga.ne.jp/eikounobackhome/
©「栄光のバックホーム」製作委員会

©2025「栄光のバックホーム」製作委員会