2000年に『箱根八里の半次郎』でデビューするやいなや、“演歌界のプリンス”として大人気となり、以来、数々のヒット曲を世に送り出してきた、氷川きよし。約1年8か月の休養期間を経て新たなステージに踏み出した、氷川きよし、そしてKIINA.のTHE CHANGEとは──。【第3回/全4回】
1年8か月に及んだ休養から、氷川きよしが我々の前に帰ってきたのは、24年の8月。休業中に、自身の事務所KIIZNAを立ち上げ、心機一転の再スタートを切った。
「25年は、ホップ・ステップ・ジャンプの“ホップ”の年でしたね。デビュー25周年コンサートがあり、2年半ぶりにコンサートツアーを行い、みなさんに楽しんでいただけました。26年はステップで、50歳になる27年にジャンプできるよう、まずは26年1月からの座長公演をしっかり務めたいと思っています」