約2年ぶりに「双葉社 THE CHANGE」への登場となる東出昌大。その間、山で暮らしながら映像作品や舞台に、精力的に活動してきた。年明けには新作舞台『サド侯爵夫人』の公演を控える、彼の2年間について聞いてみた。【第5回/全5回】
映画、テレビドラマ、WEBドラマ、そして演劇と、東出昌大はどのメディアにおいても、唯一無二の魅力を放つ俳優だ。
現在Netflixでは、出演作『イクサガミ』が配信中。2026年は宮本亞門が演出する三島由紀夫の『サド侯爵夫人』で妖艶なサン・フォン伯爵夫人役で幕を開ける。
「映像と舞台、どちらもそれぞれの良さがあります。ただ、舞台は、共演者や演出家と1か月くらい、しっかりと稽古する時間を経てからお客さまの前に立てるのが魅力ですね。私がもともと不器用でかなり緊張するタイプなので。作品に深く潜れる感じがします」