現役時代から現在の野球解説者まで、常に前向きかつ快活な発言で周囲を楽しませてきた“絶好調男”中畑清さん。ときに冗談を交えつつの語り口が人気だが、一方でプレーの細かな機微までしっかり言及する、野球の目利きでもある。今回は敬愛する長嶋茂雄さんから、MLBの頂点にのぼりつめた大谷翔平選手、自身のCHANGE、そして愛する野球の未来まで、たっぷりと語ってもらった!【第4回/全10回】
巨人・DeNAと、一貫してセ・リーグに携わってきた中畑さん。2025年のセ・リーグは阪神タイガースがぶっちぎりの強さで優勝したが、これについてはどう思っていたのだろうか。
「俺は阪神の優勝は予想していたからね。ジャイアンツOBだから表向きは忖度していたけど(笑)。間違いなく阪神が優勝すると思っていた。藤川球児が新しく監督になったけど、それで優勝の確率が高くなると思ったぐらいだよ」
──藤川監督はどこがよかったんでしょうか?
「阪神OBと距離を置く、きちんと線引きして選手が集中できる環境を作るっていうのは、1年目の監督じゃなかなかできないよ。まずは、その対応の仕方がよかったね。俺は逆にオープンザドアで、どんどん来てくださいってタイプだったから」