世界の並み居るスターたちと、授賞式のレッドカーペットを歩いた第94回アカデミー賞で、主演作『ドライブ・マイ・カー』が国際長編映画賞を獲得。自身も第56回全米映画批評家協会賞主演男優賞に輝くなど、日本に留まらない評価を受ける西島秀俊。2023年には、ハリウッドのタレントエージェンシーと契約し、公開待機作がずらり控える。 Prime Videoにて12月19日(金)より配信がスタートしたAmazon MGMスタジオ製作の新ドラマシリーズ『人間標本』では主演を務め、“イヤミスの女王”湊かなえ原作の禁断のミステリーで重層的な芝居を見せている。そんな西島さんのTHE CHANGEとは。【第4回/全4回】
かねてより、スーツの似合う俳優としても知られる西島さん。
2017年にはイタリアのファッションブランド「アルマーニ」の日本広告モデルとして起用された。2025年の9月に、「アルマーニ」の創設者でファッション界の帝王と呼ばれたジョルジオ・アルマーニ氏が逝去した際には、西島さんは「Giorgio Armaniさん あなたにアンバサダーとして選んでいただいたことが、私にインスピレーションに満ちた旅をもたらしてくれました」と追悼している。
そんな西島さんは、今回の取材の際にも、やはりスーツだ。
――今日もスーツ姿がとても素敵です。もともとお好きなのですか? それとも「似合うね」と言われて着るようになったのでしょうか。
「元々好きです。若い時から着ています。もちろん10代から着ているわけではありませんが、20代の頃にはもう好きで着るようになっていたかなと思います」
――何か理由があるのでしょうか。
「できるだけ、きちっとした大人の恰好がしたいと思った覚えがあります。やはりスーツを着ると、気持ちが整います。自分の中でもスイッチが入りますし、相手に対する敬意を示すという意味もありますね。日常から気持ちをオンに切り替える大切なアイテムかなと思います」