“中学教師で、私生活ではBL漫画にハマるオタク”という役どころを演じる、主演・鈴木愛理
仕事に真面目で実はオタク、という中学教師をいきいきと演じた鈴木は、インタビュー中もずっと笑顔。いるだけでその場がパッと明るくなり、視聴者から憧れられるイメージそのままに、ヒューマンドラマに挑んだ思いを、語っていった。
「最近はラブコメ作品への出演が多かったですし、こういう作風は久々ですね。“アイドル出身の、キラキラした鈴木愛理”のイメージはできるだけ封印して、ひとりの俳優として朝井えりこをリアルに生きようと、日常から意識しました」
──映画の中で、特に心が動いたシーンはありましたか?
「後半にえりこが引きこもってしまった際に、お母さんからの置き手紙を読むシーンが、台本を初めて読んだときからすごく好きで、ボロボロ泣きました。私の母も、折に触れて文字で伝えてくれる人だったので、思い出がよみがえりましたし、何回見ても私の琴線にひびきます」
──ご自身は、涙もろいほうですか。
「年々涙もろくなっていると思いますが、割と強いほうかなという自覚はあって。でも家族がテーマだったり、ワンちゃんが登場するような作品にはすごく弱いですね。今回の映画は家族の話なので、涙腺を直撃されました。