すぐにパフォーマンスを作って撮影した映像を送った
――出会ってすぐに自分たちで動いたんですね。
「最初は、まるで美術館みたいな感じの、マークの友達の家で会いました。カセットテープを持って現れたマークが、“俺の曲はこんな感じだ”とバンバン流してきて。私たちも“自分たちはこんなパフォーマンスをしている”と映像を見せたんですけど、見ているような見ていないような感じでした。ただ私たちはマークに取り込まれちゃったので、帰ってすぐにパフォーマンスを考えて作って、映像を撮って、編集して送ったんです。そしたら“明日、一緒にスタジオに入ってみようか”と言ってくれて」

――おお!
「“おっしゃー!”ですよ。毎日来てくれて曲作りが始まりました。そのとき、世界の見方や生きるということに対する向き合い方、人生の遊び方といったことを教えてもらいました。といっても言語が違うから、言葉でのやりとりは難しいので、体現してくれるんです」
――言葉が分からなくても通じ合えたんですね。
「片言はわかるので、それを使って、自分の“チンパンジー精神”で向かっていきました。するとマークが “I know” って言ってくれるんです。“俺は君を分かる”って。心を触って教えてくれた感じでした。そこまでのなんだかちょっとモヤモヤしていた感じをバーン!って破ってくれました。そのときマークはなぜかパイナップルを持ってきていて、“なんなの、このおっちゃん”と思いましたけど、そこから『Pineapple Kryptonite』が生まれました」