お笑いのフィールドはもちろん、ドラマや舞台、友人である水谷千重子の存在も含め、活動の広さがそのまま表現者としての厚みとなっている芸人・友近さん。そんな友近さんが、数々の「2時間サスペンス」を彩ってきた名取裕子さんとのW主演で『2時間サスペンスTHE MOVIE』第1弾『テレビショッピングの女王 青池春香の事件チャンネル』に出演する。愛する「2時間サスペンス」の世界に正面から飛び込む思いと、「演じる」上での迷い・楽しみ、積み重ねてきた日々に出会った大物俳優へのリスペクト。そして、この人との出会いなしには今の友近はなかった、という“ある芸人”の話まで。【第6回/全8回】

友近 撮影/河村正和

 NHK連続テレビ小説『あさが来た』(2015)や『中学聖日記』(TBS系/2018年)で、“寄り添う役”を演じてきた友近さん。この役柄が自身も好きだったというが、“演じてみたい役”はまた異なるそうだ。

「やってみたい役というと、ちょっと過去を背負った人とかいいですね。今は幼稚園の先生をしてるのですが過去に……みたいな(笑)。もちろん子どもには、100%力を注ぐんですけど、ときおり見せるこの人、何かあったんだね、という影のある役…完全に妄想ですけど(笑)、そういうのは好きですね」