主人公・湖音波(橋本環奈)が勤める病院の院長・大河原嗣子を演じている

 これまでの生い立ちから、脳神経外科医としての強い思いを持つ湖音波。そんな湖音波の前に、病院という大きな組織が持つ、決めごとやルールが立ちはだかる。

「私が演じている大河原院長は、事務局側にとってはお飾り的な部分もある立ち位置。そういう微妙な状況にありながら、湖音波のことは身を持って守っていたりもしますし……。なかなか難しい立場なんです(笑)。演じながらもそれは日々感じています」

大塚寧々 撮影/有坂政晴

 もともとヤンキーだった主人公が人の命と向き合う脳神経外科医に、という本作。大塚さんからご覧になってこのドラマ『ヤンドク!』の魅力はどんなところにあるのだろうか。

「湖音波がヤンキーからお医者さんになるまでの思いというのはすごく強いものがあって、このドラマを見た方はそこから勇気をもらえるんじゃないかと思っています。彼女が巻き起こす風みたいなものが、時としてすごくいい風になるんですよね。社会問題や病院を取り巻くいろいろな課題があるんですけど、彼女が風を吹かせてくれることで、ドラマからもいい風が吹いてるんじゃないかな、って思ってます。その風が視聴者の皆さんに届けばいいなと思いますね」