現在、レギュラー番組を多数抱え、“ロケ芸人”としても引っ張りだこのお笑いコンビ・なすなかにしの中西茂樹さん。松竹芸能に所属し、大阪で華々しい芸人デビューを飾った後、上京したのは18年前のことだ。持ち前の明るさと直感で困難を乗り越えてきた、意外な「心の支え」とは――。2026年2月、初の著書となる『いまのところ』(双葉社)を上梓した中西さんの、芸人人生を大きく変えた“THE CHANGE”とは。【第5回/全10回】

なすなかにし・中西茂樹 撮影/河村正和

 現在、“ロケ芸人”として引っ張りだこのお笑いコンビ・なすなかにしの中西茂樹さん。大阪での新人時代は売れっ子だったが、18年前に上京してからは仕事が激減。それでも持ち前の楽観的な性格のもと、一つひとつ目の前の仕事と丁寧に向き合って今がある。

 仕事は「断らない」のが矜持、弱音を吐く発想もない。信じるのは、自分の「直感」で、気分を切り替える秘訣があるという。

――寝る時のお供があるそうで?

「今日も両隣をぬいぐるみに囲まれて寝てきました。何体かいるんですけど、そのなかでも“推し”はネコのぬいぐるみで、“もち”ちゃん。妻(お笑いコンビ・梅小鉢の高田紗千子。2017年1月結婚)と一緒に住み出してからだから、もう10年ぐらいになるかな」